スポーツ障害は、主にオーバーユース(使いすぎ)により、身体が少しずつダメージを蓄積して発症します。
年齢や練習量、身体の使い方、柔軟性、筋力などといった多様な要因によって引き起こされるとされています。
特に小~中学生に好発する骨端症や疲労骨折などは、治癒に難渋することも多く、選手生命に関わるケースもあるため、早期の適切な治療と運動負荷のコントロールが重要となります。
スポーツ外傷は、身体が一回の大きな力が加わることによって起こる「ケガ」です。
捻挫や肉離れ、脱臼、骨折などを指します。スポーツ外傷は、RICE処置(rest(安静)、ice(冷却)、compression(圧迫)、elevation(挙上)の四つの処置の頭文字を並べたもの)が応急処置の基本です。
スポーツ外傷・障害は、訓練や治療だけでは再発することが多いとされています。
当医院では、再発予防のため理学療法士がマンツーマンでトレーニングを指導します。
~理学療法評価~
問診や動作、筋力、関節の動き、フォーム動作などの理学療法評価から症状(痛みや関節可動域制限など)の原因を分析し、選手に適した治療計画を立案します。
~訓練、治療~
・物理療法(ハイボルト)
深部の軟部組織の緊張を和らげ、循環の改善や疼痛の緩和を図ります。
・ストレッチ、モビライゼーション
疲労回復や疼痛緩和、関節可動域拡大を目的に行います。
・トレーニング
競技パフォーマンス向上、再発予防を目的に行います。
ケガの予防・再発予防を目的に、テーピングによって関節や筋肉を保護します。
~対象の障害やケガ~
骨端症:オスグッド病(膝)、シーバー病(踵)、野球肘、野球肩
TFCC損傷
シンスプリント
テニス肘
突き指
肉離れ・筋痙攣
足関節捻挫
膝靱帯損傷
ジャンパー膝足底腱膜炎
スポーツ現場での経験が豊富なスタッフやテーピングの認定資格を持ったスタッフが必要に応じて施行します。
また、ご自身での巻き方等も指導します。お気軽にご相談ください。